フォークリフト技能講習体験記

〜これだけは覚えておこう「学科編」〜

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講習を受ければ誰でも取れるフォークリフトの資格ですが、
かと言って、授業中に居眠りしていたら高い受講料になります。
というのも、学科、実技ともに試験があり不合格になると補習を受けなければなりません。
もちろんタダではないので、しっかり勉強しておいた方が身のためです。
講習中は、「ここを覚えておいてください!」と言ってくれるので
教本を丸暗記する努力は必要ありませんが、実際に試験はちょっと難しい表記や
引っかけ問題が出たりしますので要注意。
回答方法は、「正、誤」の二択問題。
問題が正しければ「正」に○。間違っていれば「誤」に○をつけます。
制限時間はたっぷりありますが、大概15分ほどで終わりますが
自信の無い方は、周りを気にせず焦らずゆっくり問題を解いていきましょう。

実際に授業で習えば良いのですが、
私が授業で押さえたポイントを上げておきます。
講習場によって出る問題が違うかもしれませんが知っておいて損は無いので、
講習前の予習だと思っていただければ幸いです。

また、学科で押さえるポイントは実際にフォークリフトを乗る上で重要なポイントですので、
合格してから久しぶりに運転する方は、復習するのに良いかもしれません。

なお、私は普通免許書を持っているためフォークリフトの走行に関する知識は免除でした。
通常は100点満点ですが、免除なので70点満点となります。
なので、走行に関する知識の内容は記載しておりません。

試験問題の大まかな内容
走行に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識 30点(免除) 15問
荷役に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識 30点 15問
運転に必要な力学に関する知識 20点 10問
法規、規則、規制に関する知識 20点 10問
合計 100点 50問
合格ライン60点以上且つ各知識40%以上


 


〜基礎知識〜

・フォークリフトとは荷物を積載するフォークとフォークを上昇させるマストとを備えた運搬用機械です。
・フォークリフトは前輪駆動、後輪走行の方式である。
 (ちなみに普通自動車は前輪走行、後輪駆動)
・寸法に関する用語
 最大揚高(地面からフォーク上面迄の高さ)
 荷重中心(フォークに積載した荷重の重心位置とフォークの垂直前面との距離)
 荷重中心が長くなるにつれて許容荷重(荷物の重量)は小さくなる

〜原動機〜

ギヤーポンプとは、ケースの中で2個の歯車がかみ合って回る構造。
リリーフ弁(安全弁)とは、回路の圧力が規定以上になると自動的に弁を開いて、戻り側に油を逃がす。

〜荷役装置の運転操作〜

・積付けしてある荷が荷崩れしないか確認する。
・荷がバックレストに軽く接触してからリフトする。
・マストを十分にティルト(後傾)し、フォークを床上より15〜20cmの位置にした姿勢で走行。

〜点検・整備〜

・点検及び自主検査の記録保存期間は3年間
・油脂類の補給や交換はメーカーの指定の油脂または同等品を使用する。

〜安全装置および安全の心得〜

・フォークを上げたまま、マストを繰り出した状態での走行は危険。
・フォークを地上から15〜20cmに下げて重心を低くした状態で走行。
・前が見えない荷物を運ぶ時は、後進走行もしくは誘導者を付けて走行。
運転席での二人乗り禁止。
上り坂は前進、下り坂は後進で走行。
許容荷重を超える荷の積載禁止。
人を乗せてのリフトは禁止
 (※ただし人を乗せてリフト出来る専用のフォークリフトもある)
・レバー操作は静かにゆっくりと。

〜力学〜

・力の三要素(大きさ、向き、作用点
・モーメントとは力と距離との積(掛け算)である
質量=体積×単位質量
 (縦×横×高さともに1mの容器の体積は1m
  土の比重は2.0なので2tと大まかな質量を知ることが出来る)
・重心の位置は物体のどの面を上にして置いても変わらない
重心が高い荷物は倒れ易い。底面積が大きいほど倒れ難い。
・フォークを高く上げたとき、重心が高くなるので注意が必要。
・片輪が物に乗り上げたり、穴に落ちたり、パンクした時は重心がずれるので転倒の危険性がある。
慣性(静止している時は静止の状態、運動している時は運動を続けようとする性質)
・フォークリフトが旋回する時は、遠心力が働くので急旋回すると横転させる要因になって危険。
・フォークは曲げ荷重を受ける。

〜関係法令〜

・特定自主検査を行う時は、厚生労働省令で定める資格を有する者に実施。
・フォークリフトを運転する時は、資格証を携帯
・資格証を紛失した場合、交付を受けた機関で再交付しなければならない。
 (私の場合は、備南クレーン学校で交付して貰ったので、再交付はここになります)
作業を行う前に予め制限速度を定めて作業を行う。
・運転位置から離れる場合、フォークは最低降下位置に置くこと(地面につけておく)
・原動機を止め(エンジンを切る)ブレーキを確実にかける。
・事業者は定期自主検査を1年を越えない期間ごとに1回行う。
・事業者は作業を行う前に装置の機能、車輪、方向指示器などの点検を行う。

〜以上、財団法人全国登録教習機関協会の技能講習テキスト参照〜


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